R6Sブログ「GRZMOT」

Rainbow Six Siegeの国内・国外のPL情報をまとめるBlogになります。

Pick率とBAN率の変動と来シーズンの展望

はじめに

Allied Esports Las Vegas大会の記事を書こうと思ったが...

①ちねみんぐ氏(https://twitter.com/Cineming)と記事が被ること

②自分の情報収集力の低さに絶望したこと

③英語が読めない 

以上の理由でLas Vegas大会の記事を書くことを諦めた。

今日ちねみんぐくんが私のブログよりとてもためになる記事を書くから見てくれよな!代わりといってはなんだが、たまにはアナリストっぽいことをしようと思い

”Pick率とBan率の変動と来シーズンの展望”という記事にした。

ちなみにこのネタも、じんく( https://twitter.com/Jinku_)から提案してもらい

のりお(https://twitter.com/maybeNoriwo)にアドバイスをもらった。2人ともありがとう。

 

まずR6Sというゲームはシーズン毎に環境が変わってしまう。またシーズン中にもパッチノートが更新され、オペレーターのガジェットは調整されてしまう。特にY4S1.3のパッチノートではCapitao・Nomad・Ying・Maestro・Blitz・IQのガジェットに調整が加わった。

このガジェットの調整によりオペレーターのPick率とBAN率に変動があるのではないか?と考え、今回SiegeGGを元に紹介していこうと思う。

ピックアップした大会はPL8 Final→Six Invitational 2019→PL9 Finalを比較していく。

 

 

攻撃Pick率Top3

PL8 Final攻撃Pick率Top3(Lionは除く)

1位Zofia 65.1%

2位Ash 58.1%

3位Thermite 54.1%

 

①(Zofiaはコンカッショングレネードが3発→2発に減少)

 

 Six Invitational 2019攻撃Pick率Top3

1位Ash 64.1 (+6.0%)

2位Thermite 63.8%(+9.7%)

3位Zofia 45.9% (-19.2%) 

 

②(AshからACOGが消滅)

 

PL9 Final攻撃Pick率Top3

1位Thermite 68.2% (+6.6%)

2位Zofia 65.6% (+19.7%)

3位Thatcher 55.2% (+17.4%)

※Ash18.8% (-45.3%)

 

 

攻撃BAN率Top3

PL8 Final攻撃BAN率Top3(Lionは除く)

1位Glaz 45.9%

2位Hibana 32.2%

3位Montage 10.3% 

 

Six Invitational 2019攻撃BAN率Top3

1位Glaz 45.6% (+0.3%)

2位Ying 30.7% (+30.7%)

3位Montage 26.5% (+16.2%)

カンデラが使われると厄介なゴリ押しマップ(国境・オレゴン等)のPick率の上昇

 

③(Capitaoの効果範囲拡大)

 

PL9 Final攻撃BAN率Top3

1位Nomad 46.4% (NewOpe)

2位Capitao 35.4% +31.5)

3位Thatcher 32.8% (+24.1)

 

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防衛Pick率Top3

PL8 Final防衛Pick率Top3

1位 Mira  67.1%

2位 Jager 59.6%

3位 Smoke 54.8%

 

Six Invitational 2019防衛Pick率Top3

1位 Smoke 76.6% (+21.8%)

2位 Jager 70.5% (+10.9%)

3位 Lesion 49.1% (+3.9%)

 

 

PL9 Final防衛Pick率Top3

1位Jager 88.5% (+18.0%)

2位Smoke 76.0% (-0.6%)

3位Maestro 60.4% (+15.6%)

 

 

 

防衛BAN率Top3

PL8 Final防衛BAN率Top3

1位Echo 80.8%

2位Maestro 38.4%

3位Valkyrie 23.8%

 

Six Invitational 2019防衛BAN率Top3

1位Mira 62.8% (+51.2%)

2位Echo 62.5%  (-18.3%)

3位Valkyrie 28.3% (+4.5%)

4位Maestro 27.1% (-11.3%)

 

④(Maestroのイービルアイ弱体化)

 

 PL9 Final防衛BAN率Top3

1位Mira 87.5% (+24.7%)

2位Echo 65.6% (+3.1%)

3位Valkyrie 27.6% (-0.7%)

4位Maestro7.3% (-19.8%)

 

 

①Zofiaはコンカッショングレネードが2発になったためPick率減少したと考えられる。

AshはACOGが無くなったため明らかにPick率が減少した。

③Capitaoは効果範囲拡大の強化によりBan率が上昇したと考えられる。

④Maestroはイービルアイが壊れやすくなり、Ban率が減少している。またThatcherのBAN率上昇にも関わっていると考えられる。

 

このことから攻撃オペレーターの強化or弱体化によりPick率は大きく変動していることがわかる。

しかし防衛側Top3のPick&BANオペレーターは全体的に変化していないが、今後は攻撃側のように環境の変化により変動する可能性は高いだろう。

 またESLのマッププール変更によりオレゴンが削除されリワークされたカフェが追加になった。これにより攻撃ゴリ押しマップが1つ消えたことから、盾持ち・スモーク持ちの脳筋攻撃オペレーターのPick率が多少減少することが予想され、攻撃オペレーターのPick&BAN率がまた変動することだろう。

 

 

来シーズンの展望

来シーズンからはGlidrockとMozzieが大会シーンに追加される。攻撃側のGlidrockは防衛側の進行を遅延させたり、リテイク警戒のための設置型トラップのオペレーター。防衛側Mozzieは攻撃側のドローンをハックできるペストランチャーが3つ設置でき、最大3つのドローンをハックできる。その中でも特にMozzieの存在が、今後のPick&BAN率に大きな変動をもたらすであろう。その理由として防衛側は情報系(カメラ)オペレーターの存在が重要である。Mozzieは1人で最大3つの情報(カメラ)を相手から奪い、Mozzieからチームへ情報を共有できる。一度奪われてしまったドローンは壊すしかない。奪われてしまったドローンはどこにあるかわからず、壊すにしても攻撃側にとってはリスクがあるため、アンチピックのIQやThatcherのピックが重要になってくる。そのため来シーズンの攻撃オペレーターのPick&BAN率が変動する可能性があるだろう。

また来シーズンランクでは、BANシステムが追加される。今までBANシステムを経験しているのはスクリムや大会を経験している人たちであり、一般ユーザーはBANシステムを経験していない人が多い。またランクとなると必ずしもフルパではなく、1パ・2パ・3パ・4パと様々な組み合わせが発生するため、従来のBANを行っても必ずそのBANが相手に刺さるとは限らない。可能性として、ソロランクでもフルパ相手に勝てることは十分あるだろう。そのため来シーズンでは一般ユーザーにもBANオペレーターを読み解く力が必要になってくることだろう。

 作成:Jam4423(https://twitter.com/jam4423_analyst)

 ぷち編集:NER0.A(https://twitter.com/NERO_A555)